2019-02-27 第198回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
この白く抜けているところ、ガスチムニー構造と呼んでいますが、マウンドというところの下でございます。
この白く抜けているところ、ガスチムニー構造と呼んでいますが、マウンドというところの下でございます。
無視したために何が起きたかというと、ガスチムニー構造といいまして空洞みたいになっているところがあって、そこだけ調べて、そこの中は空のところもある。詰まっているところだけ探して、そこに六億立米あるからといいまして、この間の視察のときに六億立米というのは多いのかと立憲民主の先生が聞いてくださって、これは日本が使っている天然ガスの二日分しかないですと。
その結果でありますが、ガスチムニー構造と呼ばれる表層型メタンハイドレートの分布が見込まれる地質構造が千七百四十二か所存在することを確認しまして、その上で、このうちの一か所である海鷹海脚と呼ばれる上越沖のガスチムニー構造を対象として委託先である産業総合研究所が資源量の試算を行ったところ、今先生の御指摘のとおり、メタンガス換算で約六億立米が見込まれるという結果を得たものであります。
その結果、表層型メタンハイドレートが存在する可能性のある、今おっしゃっていた煙突状になっているガスチムニー構造と呼ばれる海底の地形を千七百四十二か所確認をしたところであります。
その調査の中で、メタンハイドレートそのものではないかと思われているようなガスチムニー構造というのが多数発見をされるなど、着実な成果が出ているというふうに思っております。これも今年度、最終年度という形になるわけなんですが、今後の開発体制をどうしていくのか、まず伺います。